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保育者論 近藤 幹生(編著) - ななみ書房
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保育者論 (ホイクシャロン) 実践力を育み専門性を培う (ジッセンリョクヲハグクミセンモンセイヲツチカウ)

教育
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発行:ななみ書房
B5判
192ページ
並製
定価 2,300 円+税   2,530 円(税込)
ISBN
978-4-910973-36-4   COPY
ISBN 13
9784910973364   COPY
ISBN 10h
4-910973-36-2   COPY
ISBN 10
4910973362   COPY
出版者記号
910973   COPY
Cコード
C3037  
3:専門 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年11月20日
書店発売日
登録日
2025年9月7日
最終更新日
2025年12月1日
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紹介

保育者に求められるのは,保育者の役割・倫理の理解,制度的位置づけと専門性を把握すること,諸機関と連携・協働をすすめること,資質向上をめざすなど(厚労省教授科目「保育者論」)が示されている。こうした専門的知識・技能の修得は不可欠である。また,保育者をめざす者は,いわゆる「不適切な保育」を担う立場であってはならない。
では,保育者に求められる資質とは,どのような内容なのか。専門的知識・技能の修得とともに,保育者自身がたゆまぬ自己向上心をもつことが肝要である。その際,子ども・人間への深い洞察や学び続ける謙虚な姿勢を重視したい。本書で,保育者論の基盤となる法的・制度的理解や位置づけなど,必須事項を修得してほしい。また,先輩保育者がそれぞれの経験からを語っている「保育者論」も貴重な提言である。読み解き,対話も試みながら,どのような保育者をめざしたいのか,自分なりの将来像をもてるように思考し,深めていってほしい。保育者論の学びは,学生時代に完結することではなく,実践現場をはじめ社会人として生きる日々から,創造的に身につける課題であることを理解してほしい。

目次

(もくじ)
はじめに
序 章 今,求められる保育者像
第1章 保育者の基本的役割と倫理
 第1講 保育者の役割
   1.保育者とは何か
   2.法律による資格・免許の取り消し
 第2講 保育者の倫理
   1.保育士倫理綱領
   2.子どもの代弁者である保育者,権利の主体を育む保育
   3.保育虐待にみる保育者の倫理
  ⃝私の保育者論 《中塚良子》

第2章 保育者の制度的位置づけ
 第3講 保育者の資格と責務―保育士の一日にふれて―
   1.保育者になるための資格
    1 保育士の資格
     1 保育士資格とは
     2 保育士資格を取得する方法
     3 保育士資格を失う場合
    2 幼稚園教諭の資格
     1 幼稚園教諭免許とは
     2 幼稚園教諭免許を取得する方法
     3 幼稚園教諭免許状を失う場合
    3 保育教諭
     1 保育教諭に必要な資格・免許とは
     2 保育教諭に必要な資格・免許を取得する方法
   2.第2節 保育士の一日と求められる責務
    1 人権への配慮・人格の尊重
    2 不適切保育にならない保育
    3 地域との交流・連携
    4 秘密保持
    5 保護者・地域への説明
    6 苦情の解決
 第4講 保育における養護と教育
   1.養護と教育を一体的に実践すること
    1 保育所保育指針に明示されている養護と教育
    2 事例から読み解く養護と教育の一体的な実践
     1 健全な発達と養護としての子どもの安全教育
     2 保育者集団が対話し検討した保育環境の総合性
     3 保育者集団と保護者とのつながり方
   2. 事例から読み解く幼稚園における教育
  ⃝私の保育者論 《源 証香》
  ⃝私の保育者論 《守隨 香》

第3章 保育者の専門性
 第5講 保育者の資質と能力―幼稚園教諭の一日にふれて―
   1.環境としての保育者
    1 保育者が環境の一つであること
    2 向上しようとする保育者の姿勢
   2.保育者の一日と必要な資質・能力
    1 前日の保育者
     1 翌日の保育を構想する
     2 教材研究をし,環境を構成する
    2 登園前の保育者
     1 環境を確認する
     2 保育者自身の心身の有り様を意識する
    3 登園時の保育者
    4 保育中の保育者
     1 遊びを豊かにする
     2 一人一人と丁寧に関わる
     3 人と人との関わりをつなぐ・支える
    5 降園時の保育者
    6 降園後の保育者
     1 今日の環境を振り返る
     2 記録し,今日の保育を振り返る
   3.園の一員としての保育者
    1 園の一員としての仕事を担う
    2 保育に関わる連携をとる
     1 他の保育者と関係をつくる
     2 他の保育者と子ども理解を深める
     3 他の保育者と研修をする
 第6講 専門的知識・技術・判断
   1.保育者の専門性
    1 保育に関する専門性をもつこと
    2 保育者の専門性を高めること
    3 保育者の倫理観
   2.保育者の「専門的知識・技術」
    1 保育者の「専門的知識・技術」の実際
    2 6つの「専門的知識・技術」
     1 発達を援助する知識・技術
     2 生活を援助する知識・技術
     3 環境を構成する知識・技術
     4 遊びを展開する知識・技術
     5 関係を構築する知識・技術
     6 相談・援助する知識・技術
   3.保育者の「判断」
    1 知識・技術と判断
    2 保育者の「判断」の実際
     1 子どもと関わる場面での「判断」
     2 環境を構成する際の「判断」
     3 保護者と関わる場面での「判断」
 第7講 保育の実践と振り返り・評価―計画の意味を考える― 
   1.幼児の保育
    1 循環的な保育の過程
     1 循環的な過程として保育を捉えること
     2 循環的な過程の全体像としての計画
    2 保育の「計画」の意味
     1 指導計画の種類
     2 指導計画の作成と意味
    3 「計画」に基づく保育の実践
    4 実践の振り返り・評価に基づく「計画」
     1 実践の記録と振り返り
     2 評価から次の計画へのつながり
    5 現代的な課題をふまえた保育の過程
     1 社会に保育を開くこと
     2 保育と小学校以降の教育との接続
   2.乳児の保育  92
    1 乳児の保育における計画などの特徴
     1 個別の計画であること
     2 月ごとの計画であること
     3 乳児期の保育内容があること
     4 保育を言語化すること
    2 乳児の保育における計画の意味
     1 複数の保育者による保育
     2 家庭生活とつながる保育
     3 育ちの過程が捉えにくい保育
 第8講 家庭との連携と保護者への支援
   1.家庭との連携の必要性
    1 保育者の役割
    2 家庭との連携・保護者の支援にあたって
   2.家庭を取り巻く状況
    1 共働き家庭の増加
    2 子どもの貧困
    3 外国にルーツをもつ子どもの増加
    4 子どもの虐待の増加
   3.家庭との連携・保護者への支援の実際
    1 送迎時のコミュニケーション
    2 連絡帳
    3 園だより・クラスだより
    4 保育参加・クラス懇談会
   4.子どものプライバシーの尊重と保護者の苦情への対応
  ⃝私の保育者論 《小谷宜路》

第4章 保育の質的向上
 第9講 保育の質の向上と評価
   1.保育の量から質へ
   2.保育の質とは
   3.保育における構造の質
   4.保育における関係性の質
    1 保育者の人間性
    2 実践における振り返り
   5.保育の質の評価
    1 評価スケールの活用
    2 保育についての話し合い ―保育カンファレンス
  ⃝私の保育者論 《小倉定枝》

第5章 保育の社会的役割と責任
 第10講 園における協働と組織体制
   1.園における協働とは
     1 保護者との協働
     2 保育者同士の協働
     3 社会との協働
     4 大学等研究機関との協働
   2.質の高い保育を展開するための組織体制
    1 チームワークとコミュニケーション
    2 チームワークとチーム保育
     1 保育者同士の連携コミュニケーション
     2 子どもたちをどのように育てたいかという共通の認識
     3 子どもの事故を防ぐために
     4 子どもの発達をよりサポートできる
    3 研修と保育カンファレンス
     1 キャリアアップ制度
     2 保育カンファレンスと専門性の向上
    4 職員の専門性と組織
    5 施設長の役割と職務
    6 組織体制と規則・規程
    7 処遇改善について
 第11講 専門諸機関との連携
   1.自治体や地域の関係機関との連携・協働が特に必要な場合の対応
    1 子どもに障害や発達上の課題が見られる場合
     1 関係機関に対するアプローチ
     2 保護者へのアプローチ
    2 医療的ケアの必要な子どもがいる場合
    3 虐待などが疑われる場合や気になるケースを発見した場合
    4 食中毒や感染症等の発生時
    5 災害発生時
   2.大学・研究機関との連携
 第12講 保護者および地域社会との協働
   1.保護者支援の必要性を多角的に考える
    1 長時間労働と家事育児への女性の負担増
    2 「男は仕事,女は家庭」―性別役割分業をどう考えるか
    3 多様な背景をもつ家庭の増加―外国籍の子どもの保育
   2.保育所と地域社会との協働を進めるために
    1 地域における子育て支援の役割
    2 市町村が行う地域子ども・子育て支援事業(13事業)
    3 災害に関する地域との連携・協働
    4 ユニークな保育実践―食農保育の取り組み
 第13講 保育所・幼稚園・認定こども園と小学校との連携・協働
   1.保育所・幼稚園・認定こども園―施設数と設置
    1 公立施設数と私立施設数
    2 地域における保育所・幼稚園・認定こども園の設置状況
    3 都道府県別の5歳児の在籍・就園状況
   2.幼児期の終わりまでに育ってほしい姿 (「10の姿」)
   3.小学校との連携の基本
   4.小学校との接続における課題
 第14講 保育者の専門性の発達
   1.保育者の専門性の意味すること
   2.資質向上と研修の位置づけ
   3.保育者の専門的成長とキャリアパス
   4.リーダーの役割を考えるために
    1 どのようにリーダーシップを発揮できるのか
   5.時代を見つめ,保育の未来を創造する
      ―研修テーマを検討するために
  ⃝私の保育者論 《近藤幹生》
  ⃝私の保育者論 《倉田 新》

おわりに
さくいん
著者紹介

前書きなど

【はじめに】

このテキスト『保育者論』(実践力を育み専門性を培う)は、学生のみな
さんが、保育者をめざす専門性について学ぶことを目的としている。保育者
は、保育士・幼稚園教論・保育教論などに求められる専門性を修得すること
が求められている。

保育者を養成する大学・短大・専門学校等では、保育士養成課程(2018
年度改定)が求められている。厚生労働省が示した教科目「保育者論」には、以
下の5点の目標・内容が示されている。

保育者の役割と倫理について理解する
保育者の制度的な位置づけを理解する
保育者の専門性について考察し、理解する
保育者の進歩・協働について理解する
保育者の資質向上とキャリア形成について理解する

本書は、この目標・内容を踏まえながら、以下のような構成とした。
「序章 今、求められる保育者」
「第1章 保育者の基本的役割と倫理」
「第2章 保育者の制度的位置づけ」
「第3章 保育者の専門性」
「第4章 保育者の資質向上」
「第5章 保育者の進歩・協働」

各章を構成する講を担当されているのは、保育者養成の教育・研究に心をか
けておられる方々であり、各執筆者には本論に加えて広い体験の中から「私
の保育者論」を展開していただいた。よく対話を読みすすめながら自分自身
は、どのような保育者をめざすのかを、問い続けてほしい。
各講の終わりに、課題が提示されている。積極的に取り組み、学びを深め
てほしい。

関連する法律、諸規則、図表類などは、QRコードにより、参照できるよ
うにした。
(近藤幹生)

【おわりに】
● 保育者像を探求するために

そもそも教育は、その国の風土、自然環境、宗教、経済のシステム、政治の体制、国家の思想、科学の発展により大きく影響を受ける。古代、近代、現代に至ってもさまざまな教育思想が生まれ変化してきた。保育者像も教育思想と同様に時代と共に変化している。

日本で幼稚園が誕生したのは、1876(明治9)年東京女子師範学校附属幼稚園(現:お茶の水女子大学附属幼稚園)であり、幼稚園で保育に従事する者を「保母」と称した。日本人保母第1号といわれる女性教諭の豊田芙雄は、1875(明治8)年に新設された東京女子師範学校の教師となって、翌年附属幼稚園の「保母」として勤務した。日本の保育者養成機関は、1878(明治11)年に設置された東京女子師範学校保姆講習科から始まる。しかし養成校で学ぶ者はごく少数で、一部の裕福な子どもたちのみが就学を許されていた。

法的な資格をもつ保母という職業が誕生したのは戦後になる。1947(昭和22)年に児童福祉法が制定され、保育所が児童福祉施設として位置づけられてから、初めて公的な資格として保母が誕生した。東京女子師範学校保姆講習科が設置されてから70年後のことである。それまでは保母は、幼稚園や託児所で働く女性たちの一般的な名称に過ぎなかったのである。明治政府は1872(明治5)年の「学制発布」で近代学校制度を制定した。しかし、子守のために学校に行くことができない子どもたちも多く存在しており、日本の子守は、自身の幼い弟妹や従兄弟など、他家の乳幼児の子守をする女児が多く存在していた。その子どもたちのために1880(明治13)年に全国の都道府県に子守学校の設置を命じ、子守学校を全国に約320校作ったという記録がある。こうした学校は41の都道府県に広がり、1920年代まで存続していた。

1890(明治23)年、わが国最初の保育所として有名な赤沢保育園が新潟市に設立された。

新潟静修学校の女子小学に通う子どもたちがかえる幼児を保育することから、付設の保育施設として始まったものである。子守の子どもを保護する、また子守をする子どもたちに学業を教えることなど、近代保育の発展の一形をなしていた。当時は、封建制度の名残も強く、その後徐々に戦争の影響もあって、男性中心の社会へ続いていく。子ども好きで保育を志して地方から出てくる保母たちも、お手伝いさんや使用人と同じような扱いを受けたりしたことから、夢破れて地方に戻らざるを得ないような過酷で悲しい現実があった。

それを変えたのが1897(明治30)年セツルメント運動や隣保館運動から、大学生や福祉の理念と志をもって保育に参画してきた保育士たちであった。戦後になって、社会運動などを通じて推進した保母たち自らで保育園を作る活動は、日本の保育者を変える契機となった。共同保育所から保育園を立ち上げた女性保育者も登場するなど、女性が男性と対等に子ども一生を守り支える保育という職業が社会的に認められるようになる。そうした多くの保母たちの尽力があって今日の保育は築きあげられたのである。

そして1977(昭和52)年には、東京短期保育専門学校を2年制の福祉系大学の内の一校で、男性も保育資格を取得できるように改名した。さらに1979年には専門学校で、1981年には4年制大学でわが国で初めての男性の保母(現・保育士)が誕生したが、全体のなかで見れば男性保育者の数はそう多くはない。

そもそも保母という職業が男性が働く職業として認識されておらず、女性主体の仕事の世界に男性が入ることは、性別役割意識などによって排除されることも多かった。現場でも、女性職員や保護者から「男のくせに」という発言をされたり、男性用更衣室やトイレがなかったり、就職を断られることもあった。こうした保母という職業に対する性別役割意識や偏見が、女性の社会的地位獲得のための大きな妨げとなっていたのである。しかしながら、保母から保育士へと名称変更されたことによって、男性保育士に対する偏見や性別による違った見方も徐々に払拭されつつあり、女性職員と男性保育士の協働は現在では当たり前のこととなってきている。

「保育園男」などの科目でたくさんの誘いを受けて入学の可否が採用される大きな要職の保育者たちが苦労して今日の保育の歴史を築き上げてきたことも忘れてはならない。それは現代でも同じである。日々現場で子どもたちと向き合い、大変な思いをしながらも、子どもたちのことを愛して、成長の手助けのため努力している現場の保育士たち。小さい頃から保育士になりたいと思い、その思いを現実として叶えようとしている学生たち。それぞれが保育者として生きて幸せになることを願う。そもそも保育者を目指している学生は、幼少期にでも愛された人が多い。愛されたから愛することができる。それは親とは限らない。素晴らしい保育士や幼稚園教諭に出会ったからである。幼少期に愛され豊かな体験を経験した者が、また保育者となり次の世代に愛を伝えるのである。

保育士によく似た職業は宮大工とよく言われる。宮大工には「宮大工は魂をいれ少なくとも300年生きる建物を作る」という諺がある。

現在する世界最古の木造建築である法隆寺は1400年経っている。法隆寺を建てたのは推古天皇と聖徳太子と言われるが、実際に建てたのは宮大工である。保育士も魂を入れて人間を作る仕事である。生まれてから死ぬまでの人生の基礎を、保育者は作るのである。

18世紀ルソーによる「子どもの発見」から21世紀の児童観が成立するまで長い時を経ている現代にも、はるか昔の保育者像で保育をしようとする保育者も存在する。自らの子ども観が科学的でなく間違っていたと気づかず、ならば、その間違った子ども観を修正して、新しい子ども観に変える勇気が必要である。日本では戦後80年で子どもを保育観、教育観は何度も科学的に更新されている。保育者は常に科学的に最新の保育学・教育学を学び続けなくてはならないのである。

しかしながら同時に、いくら時代が変わっても保育には普遍的なものがある。それは子どもに対する愛情だ。その愛情は温もりである。温かさこそが保育者には欠かせない資質の一つである。ハワツク物語の北風と太陽の話にもあるように、真のやさしさは本当の強さなのである。やさしい心をもっていても、それを使わなければ真のやさしさではない。勇気をもってやさしさを実践することが重要である。保育者という仕事は、自分の心の鏡を磨く仕事でもある。自分の心の鏡が曇っていたりひび割れていたりしたら、子どもたちも曇った心でしか世界を見ることができなくなる。それは常に心を磨くことが大切である。保育という仕事は、子どもたちの成長を見守り育てるだけでなく、子どもたちからたくさんの生きるエネルギーを分けてもらい、保育者としても育ててもらうことができる。日本は世界に誇る丁寧な保育をしている。保育者になりたいと心に決めたり初心と情熱を忘れずに、大きな志をもち謙虚な姿勢で続ければ、いつか世界に通用する保育者にもなることができる。そのためにも日頃から人間性を磨くことが重要である。それは学生のときから実践することができる。そして学び続けることが必要である。学ぶことのできる「今」を大切にすること。子ども最善の利益を常に考え学び続ければ、保育者は一生の仕事として誇れる素晴らしい仕事となることを保障する。
(倉田新)

版元から一言

ななみ書房では,幼児教育・保育関係テキストラインアップの新機軸として,幼稚園教諭・保育士を目指す学生の方々を主な対象とした新シリーズ『NEW ERA シリーズ』を立ち上げました。
小社創業以来20 年間にわたり取り組んでまいりました出版活動の経験をもとに,「保育への思い」を全巻を通じたキーワードとして設定するとともに,刻々変容する保育ニーズに対応すべく,書籍の形態では十分に記述できない内容を二次元コードを利用した電子媒体によって理解を深められるような斬新な工夫を随所に取り入れるなど,新しい時代の担い手となる学生の皆さんに自在に活用していただけることを第一の目標に掲げました。

著者プロフィール

近藤 幹生  (コンドウ ミキオ)  (編著

白梅学園大学・名誉教授

倉田 新  (クラタ アラタ)  (編著

元城西国際大学・教授

小倉 定枝  (オグラ サダエ)  (

千葉経済大学短期大学部・教授

小谷 宜路  (コタニ タカノリ)  (

埼玉大学教育学部附属幼稚園・副園長

守隨 香  (シュズイ カオリ)  (

共立女子大学・教授

中塚 良子  (ナカツカ リョウコ)  (

貞静学園短期大学・講師

源 証香  (ミナモト サトカ)  (

白梅学園短期大学・准教授

上記内容は本書刊行時のものです。