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シリーズ  学びとビーイング 4.学び続ける教師のあり方(Being)とは? 河口 竜行(編著) - りょうゆう出版
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シリーズ 学びとビーイング 4.学び続ける教師のあり方(Being)とは? (シリーズマナビトビーイング ヨン マナビツヅケルキョウシノアリカタトハ)

教育
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A5判
縦148mm 横210mm 厚さ13mm
重さ 225g
204ページ
並製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-910675-07-7   COPY
ISBN 13
9784910675077   COPY
ISBN 10h
4-910675-07-8   COPY
ISBN 10
4910675078   COPY
出版者記号
910675   COPY
Cコード
C0037  
0:一般 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年4月23日
書店発売日
登録日
2024年1月27日
最終更新日
2024年4月16日
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書評掲載情報

2024-04-24 溝上慎一の教育論動画チャンネル    #260
評者: 溝上慎一氏/桐蔭学園理事長・桐蔭横浜大学教授
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紹介

『シリーズ 学びとビーイング』は、学び(Learning)とあり方(Being)に焦点をあてた全4巻のシリーズです。最終の第4巻のテーマは「学び続ける教師のあり方(Being)とは?」。変化する時代のなかで学び続けることの意味や教師の「あり方」について、全国の教職員、研究者、NPOスタッフ、プロファシリテーターなど多彩な皆さんから対話のきっかけになる問いや提言を寄せていただきました。
(目次の一部)
■特別寄稿 「学び続ける教師のあり方(Being)とは?」 
01 子どもの学びを支える、私たちの「ビーイング」 青柳圭子
02 わたしの変容から小さく組織を巻き込む挑戦へ──人生の経営者を育てたい 江藤由布
03 「教える」「教わる」の逆転──教師のマインドセット 前川修一
04 学びと幸せを真ん中に、生徒と成長する教師 天野由美香
05 共に学びを楽しみ、共に成長する仲間として 中村早知
06 支える大人として私が大切にしていること 岡田憲治
07 問いに問いを重ねる対話、教師のつながり 土井将大
08 これまでの「歩み」から「在り方」を捉える 号刀悠貴
09 進学校のキャリア教育──アントレプレナーシップ教育への挑戦 相馬 誠
10 ICT、主体的学び、グローバルで変わった私のあり方 ──変わるのは「生徒」か「教員」か 吉川牧人
11 何のために学び、どう実践に活かすのか 上山晋平
12 時間と労力を何に向けるか 新堀雄介
13 学びの道のりは続く 髙木俊輔
14 Standing on the shoulders of giants──3人の恩師と私のミッション 山田邦彦
15 自ら学び、世の中とつながりながら、生徒と共によりよい世界を創る存在へ 豊田拓也
16 学び続ける教員 旅路の中で見つけた成長と喜び 酒井淳平
17 I’m still learning. 大平佑有子
18 ワークライフバランスを追求し続ける教員人生の歩み 山ノ内麻美
19 「回り道」することが教員の幅を広げる 菅家万里江
20 トビタテ! 先生 伊藤健志
21 保育現場で感じる私のbeing 菊地奈津美
22 Beingを耕すために 大野智久
23 吃音を抱える教師として 田中将省
24 「なぜ学ぶのか」がある教室 梨子田 喬
25 私は地方に住む一教師として、どうあるべきか 渡邉久暢
26 教師像をめぐる省察と自己開示 若松大輔
27 教師の責任ってなに? 小峰直史
28 教師としてのあり方はいかに変化し続けるのか 岩瀬直樹
29 先駆者から学ぶ「教師のあり方」を見つめ直す視点 吉田新一郎
30「 先生」と呼ばないで 江森真矢子
31 空間ににじみ出る教師のあり方を見るのが好きだ 青木将幸
32 弱くたっていい──探究する教師のありかたとは? 藤原さと
・学びとビーイング 編集委員座談会 河口竜行、木村 剛、法貴孝哲、皆川雅樹、米元洋次、安 修平
■連載企画
・編集委員の授業訪問 河口竜行の国語
・徒然!? 教育4コマ劇場 めがね先生の学校のシンソウ日記  辻さやか
・人生100年時代 還暦からの教員生活のために  和田美千代
・アクティブラーナー法貴孝哲が行く! 登本洋子さん/法貴孝哲
・アクティブラーナー法貴孝哲の振り返り
・教員と生徒のアクティブビーイングとは─土台から考えるアクティブラーニング  河口竜行
・狩猟とBeing 中高一貫女子校教師のダブルワーク日誌 木村 剛
・2人のファシリテーターが教育や学校についてアレコレ語ってみた 山ノ内凜太郎/米元洋次
・シリーズ「探究」を考える 皆川雅樹
・BOOKREVIEW

目次

はじめに
『シリーズ 学びとビーイング』の刊行にあたって
【特別寄稿】「学び続ける教師のあり方(Being)とは?」 
01 子どもの学びを支える、私たちの「ビーイング」 青柳圭子 成城学園中学校高等学校 教諭 国語科
02 わたしの変容から小さく組織を巻き込む挑戦へ──人生の経営者を育てたい 江藤由布 大谷中学高等学校 学習指導部長 英語科/一般社団法人オーガニックラーニング 代表理事
03 「教える」「教わる」の逆転──教師のマインドセット 前川修一 福岡県立ありあけ新世高等学校 主幹教諭 地理歴史科 定時制課程4 年担任
04 学びと幸せを真ん中に、生徒と成長する教師 天野由美香 市立札幌大通高等学校 教諭 英語科
05 共に学びを楽しみ、共に成長する仲間として 中村早知 新渡戸文化高等学校 教育デザイナー 国語科
06 支える大人として私が大切にしていること 岡田憲治 芝中学校高等学校 教諭 数学科
07 問いに問いを重ねる対話、教師のつながり 土井将大 広島学院中学校・高等学校 教諭 数学科
08 これまでの「歩み」から「在り方」を捉える 号刀悠貴 札幌新陽高等学校 教諭 外国語科
09 進学校のキャリア教育──アントレプレナーシップ教育への挑戦 相馬 誠 青森県立八戸高等学校 教諭 数学科
10 ICT、主体的学び、グローバルで変わった私のあり方 ──変わるのは「生徒」か「教員」か 吉川牧人 静岡サレジオ高等学校 教諭 地理歴史科(世界史)
11 何のために学び、どう実践に活かすのか 上山晋平 福山市立福山中・高等学校 研究企画主任(探究・ESD 等担当)・英語科
12 時間と労力を何に向けるか 新堀雄介 関東学院中学校高等学校 教諭 地理歴史科
13 学びの道のりは続く 髙木俊輔 聖光学院中学校高等学校 教諭 英語科
14 Standing on the shoulders of giants──3人の恩師と私のミッション 山田邦彦 静岡サレジオ中学校・高等学校 教諭 数学科
15 自ら学び、世の中とつながりながら、生徒と共によりよい世界を創る存在へ 豊田拓也 熊本県立第二高等学校 教諭 数学科・SSH 探究部
16 学び続ける教員 旅路の中で見つけた成長と喜び 酒井淳平 立命館宇治中学校・高等学校 教諭 数学科
17 I’m still learning. 大平佑有子 東北大学大学院教育学研究科博士後期課程 元私立中高英語科教諭
18 ワークライフバランスを追求し続ける教員人生の歩み 山ノ内麻美 新渡戸文化小学校 教育デザイナー(英語専科)
19 「回り道」することが教員の幅を広げる 菅家万里江 元渋谷教育学園渋谷中学高等学校 英語科
20 トビタテ! 先生 伊藤健志 立命館アジア太平洋大学(APU) 東京オフィス
21 保育現場で感じる私のbeing 菊地奈津美 こどもの王国保育園西池袋園 園長/保育ドリプラ代表/保育士YouTuber
22 Beingを耕すために 大野智久 三田国際学園高等学校 教諭 理科
23 吃音を抱える教師として 田中将省 鳥取城北高等学校 教諭 理科(物理)
24 「なぜ学ぶのか」がある教室 梨子田 喬 西大和学園中学・高等学校 教諭 地理歴史科(世界史)
25 私は地方に住む一教師として、どうあるべきか 渡邉久暢 福井県教育庁 高校教育課参事(高校改革)/福井大学 客員准教授
26 教師像をめぐる省察と自己開示 若松大輔 弘前大学大学院 教育学研究科 助教
27 教師の責任ってなに? 小峰直史 専修大学人間科学部 教授(学びの社会学/生徒・進路指導論)
28 教師としてのあり方はいかに変化し続けるのか 岩瀬直樹 軽井沢風越学園 校長
29 先駆者から学ぶ「教師のあり方」を見つめ直す視点 吉田新一郎 プロジェクト・ワークショップ
30「 先生」と呼ばないで 江森真矢子 一般社団法人まなびと 代表理事
31 空間ににじみ出る教師のあり方を見るのが好きだ 青木将幸 ファシリテーター/軽井沢風越学園 評議員
32 弱くたっていい──探究する教師のありかたとは? 藤原さと こたえのない学校 代表
・学びとビーイング 編集委員座談会
学び続ける教師のあり方(Being)って、なんだろう
 河口竜行 和洋国府台女子中学高等学校 教諭(国語)
 木村 剛 静岡雙葉中学校・高等学校 教諭(理科・生物)
 法貴孝哲 清真学園高等学校・中学校 教諭(数学)
 皆川雅樹 産業能率大学経営学部 准教授/元私立高校教諭(地理歴史・日本史)
 米元洋次 産業能率大学経営学部 講師/合同会社Active Learners 共同代表/元私立高校教諭(英語)
 安 修平 りょうゆう出版

【連載企画】
編集委員の授業訪問
 河口竜行の国語 講義時間は少なく、学ぶ姿勢を身につけてほしい
徒然!? 教育4コマ劇場 めがね先生の学校のシンソウ日記
 辻 さやか 福岡市立中学校 教諭(技術科)
人生100年時代 還暦からの教員生活のために
「助けて」と言えるリーダーシップ
 和田美千代 福岡大学人文学部 教育・臨床心理学科 教授
アクティブラーナー法貴孝哲が行く! 
 情報も探究も、どちらも未来が詰まっている、本当に重要な教科です
 登本洋子さん 東京学芸大学 先端教育人材育成推進機構 准教授/聞き手:法貴孝哲
アクティブラーナー法貴孝哲の振り返り 4人へのインタビューのその先に
教員と生徒のアクティブビーイングとは──土台から考えるアクティブラーニング
 学び続ける教師のアクティブビーイング 河口竜行
狩猟とBeing──中高一貫女子校教師のダブルワーク日誌
 体験学習サイクルは授業と狩猟をつなぐ 木村 剛
2人のファシリテーターが教育や学校についてアレコレ語ってみた
 ファシリテーターは何者なのか?──場づくりの目的、協働でつくる場
 山ノ内凜太郎 合同会社Active Learners 共同代表/わぐわぐWorks コアメンバー
 米元洋次  
シリーズ「 探究」を考える
 Being Historyを実践するために 皆川雅樹 
BOOKREVIEW
シリーズ 学びとビーイング 執筆者・掲載タイトル一覧
『シリーズ 学びとビーイング』編集部からのお知らせ
編集後記 編集委員・学びーイングサポーター紹介

前書きなど

「はじめに」から抜粋
 これまで約2年にわたり、多くの寄稿者、読者の皆さんと共に、授業・学校、授業づくりや場づくりについて、考えてきました。また、コロナ禍を経た後には、取材やイベントなどでリアルに言葉を交わしてきました。そのなかでユニークな実践、未知の現実を知り、新しい視点を得ることができました。
 そして私たちは、授業も学校も場づくりも、それを変化・発展させる主体となるのは、そこにいる人たちの「あり方(Being)」であるというシンプルな考えに立ち返ります。
 本書では、さまざまな立場で教育に関わる32人の方に、それぞれの経験と実践、希望に基づいた「教師のあり方」について寄稿していただきました。自分はどうしてここにいるのか、自分は何を考え、どうしようとしているのか、どんな形で周囲とつながりたいのか。若手の方からベテランの方まで、自身をふり返り見つめ直すような言葉が集まりました。

『シリーズ 学びとビーイング』編集委員
河口竜行 和洋国府台女子中学高等学校 教諭(国語)
木村 剛 静岡雙葉中学校・高等学校 教諭(理科・生物)
法貴孝哲 清真学園高等学校・中学校 教諭(数学)
皆川雅樹 産業能率大学経営学部 准教授
米元洋次 産業能率大学経営学部 講師/合同会社Active Learners 共同代表
安 修平 合同会社りょうゆう出版代表社員

版元から一言

学校や授業、教員(教える人)のあり方について考える4巻シリーズです。全国で実践を重ねている皆さんからの問いや提言、提案を中心に構成した本です。また、教員だけでなく、NPO、教育関連企業、フリーランスファシリテーター、編集者など、多彩な書き手の方が登場するのも、本書の魅力です。
いまの最前線での取り組みが実感できると思います。

著者プロフィール

河口 竜行  (カワグチ タツユキ)  (編著

河口 竜行
和洋国府台女子中学校高等学校国語科教諭。桐蔭学園・個人塾「河口塾」・渋谷教育学園渋谷を経て、23年4月より現職。産業能率大学経営学部兼任講師・キャリア教育NPO“JSBN” 運営メンバー。コーチングの考え方・手法を用い、学びの主体である生徒・学生が、自分の意志で行動することのできる自立した存在になることを目ざした「対話型授業」を実践中。
著書に『アクティブラーニング実践』(分担執筆、産業能率大学出版部)、『アクティブラーニングに導くKP法実践』『えんたくん革命』(共に分担執筆、みくに出版)。

木村 剛  (キムラ ゴウ)  (編著

木村 剛
静岡雙葉中学校・高等学校教諭(理科・生物)。アメリカンフットボールに集中した大学を卒業後、横浜市立高校の教諭となる。教員、野外活動の実践、少林寺拳法、ベーシストなど多様な分野で活動を続けてきたが、舞台を静岡に移してからは、狩猟免許を取得、生徒と一緒に養蜂にも取り組んでいる。
著書に『学ぶキミを引き出す物理基礎』(企画/ 執筆協力、ラーンズ)、『アクティブラーニングに導くKP法実践』(分担執筆、みくに出版)。

法貴 孝哲  (ホウキ タカアキ)  (編著

法貴 孝哲
清真学園高等学校・中学校教諭(数学)。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校にて数学の探究学習に15年以上携わっている。学校という時間と空間と思考を共有できる場で、自己・他者・教材との対話を通し、学び手がしなやかに成長していける授業づくりを追求している。
東京書籍高校数学教科書編集委員、未来の教室ファシリテーションスキル研修修了。

皆川 雅樹  (ミナガワ マサキ)  (編著

皆川 雅樹
産業能率大学経営学部准教授。博士(歴史学)元専修大学附属高校教諭(日本史)。日本古代史の研究を続けるなか高校教員となる。また、学習者を主体とした教育やアクティブラーニング型授業のあり方を常に追求。歴史学・歴史教育を越えた「Being History」という学びのあり方も探究中(本シリーズ全4巻連載参照)。
『日本古代王権と唐物交易』(単著、吉川弘文館)、『アクティブラーニングに導く KP 法実践』(共編著、みくに出版)、『歴史総合の授業と評価』(共編著、清水書院)などの著書あり。

米元 洋次  (ヨネモト ヨウジ)  (編著

米元 洋次
産業能率大学経営学部講師。合同会社Active Learners 共同代表。元専修大学附属高校教諭(英語)。「参加者が主体的に学ぶ場ができればファシリテーターは一見すると消える」という行動理念のもと、ファシリテーション・カウンセリング・コーチングなどの要素を取り入れたアクティブラーニング型授業やワークショップを展開。
著書に『参加したい場を、一緒につくろう。』(共著・自費出版)、『アクティブラーニングに導くKP法実践』(分担執筆、みくに出版)。

上記内容は本書刊行時のものです。