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丸石神
原書: 丸石神 庶民のなかに生きる神のかたち
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2026年3月5日
- 書店発売日
- 2026年3月5日
- 登録日
- 2024年12月5日
- 最終更新日
- 2026年3月4日
書評掲載情報
| 2026-04-22 | 山梨日日新聞 朝刊 |
| 2026-04-13 | YBS山梨放送「YBSワイドニュース」 |
| 2026-04-07 |
YBSラジオ「はみだし しゃべくりラジオ キックス」
評者: みほとけ |
| 2026-03-13 |
静岡新聞
評者: 橋爪充 |
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紹介
伝説の書『丸石神 庶民のなかに生きる神のかたち』(木耳社1980年刊)を再編集し、中沢新一の書き下ろし論考「『丸石神』の残したもの」を増補した新装決定版。
山梨県をはじめ九州、四国、南紀には、大小あわせて数千にあまる自然石の丸石が道祖神や屋敷神としてさりげなく祀られ、まろやかな調和のうちに太古のまどろみを続けています。なぜ丸石を神として祀るのか、日本人の神観念や美の感覚とそれはどう関わっているのか、今もなお生活の場に生きつづける丸石神は、人々の日々の営みとどのようにわたりあい、どのような過去をたどってきたのか。そもそもいかにして丸石は形成されたのだろうか……。1970年代、丸石神をめぐるさまざまな謎を研究する民俗学者や美術家たちの集団がありました。本書は、その丸石神調査グループによるユニークな知的冒険の記録であり、中沢新一が「私の原点」と語る貴重な書籍の増補新版です。
当時の雰囲気をそのまま再現した色彩の美しいカラー写真と、ダブルトーン印刷で表現したモノクローム写真をグラビアページに129点収録。本文中には資料的価値の高い図版を100点以上掲載。調査グループのメンバーを集合写真にて紹介し、巻末に引用の出典元をまとめました。
目次
グラビア撮影 遠山孝之
山梨の丸石神・道祖神祭・南紀の丸石神
神宿る卵形の星 石子順造
丸石神について 中沢 厚
御嶽道の丸石神
笛吹谷の丸石神
甲州丸石道祖神概観
屋敷神その他の丸石
さやります道祖の神々
道祖神祭
丸石神論
玉・魂・霊
丸石神分布と伝説
南紀に探る丸石神
丸石形成の謎
結晶球体説
丸石神の不思議な世界
丸石の教え 中沢新一
Ⅰ 石の民俗誌へ
Ⅱ 石の記号論から
Ⅲ 非文化のかたち
神のかたち 小島福次
石子順造と丸石神
日本人の視覚身体性と丸石神
石を選ぶ直観 石子順造
英文要旨
編集後記 堀 慎吉
増補『丸石神』の残したもの 中沢新一
丸石神調査グループ スタッフ略歴
主要参考文献
版元から一言
幻の名著『丸石神 庶民のなかに生きる神のかたち』(木耳社1980年刊)を再編集し、復刊しました。中沢新一の書き下ろし論考「『丸石神』の残したもの」を増補。調査スタッフの「集合写真」をあらたに掲載し、引用の出典元を巻末に「主要参考文献」としてまとめました。国内トップクラスの製版所である山田写真製版所の手がけるグラビアページは、写真家・遠山孝之が撮影した丸石神129点の色彩豊かなカラーとダブルトーン印刷のモノクロームで構成。写真集と遜色のない再現性です。また、本文中には資料的価値の高い貴重な図版を100点以上収録。原書の古書価格が高騰している書籍の新装決定版です。
人文(民俗学・民間信仰)と芸術(美術・写真集)のジャンルを横断するような内容と出来映えになりました。「私の原点」と語る中沢新一氏が大学院生時代(チベットへ修行に行かれる前です)に取材し寄稿された文章と、現在70代の氏が書き下ろした文章との読み比べも味わい深いものがあります。また、本書は民俗学者の父との共著でもあり、読者にとってはさらに理解を深めることのできる大変貴重な一冊です。
さらに、本書は、美術評論の研究対象として根強い人気の石子順造氏の最晩年の仕事でもあります。
上記内容は本書刊行時のものです。




