版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
句集  優しさの手紙 小倉蒼蛙(著) - 書肆アルス
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

在庫ステータス

不明

取引情報

取引取次:
地方小     ト・日・他     書店
直接取引:あり

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

句集 優しさの手紙 (クシュウ ヤサシサノテガミ)

文芸
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:書肆アルス
四六判
縦188mm 横130mm 厚さ15mm
重さ 235g
200ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-907078-50-8   COPY
ISBN 13
9784907078508   COPY
ISBN 10h
4-907078-50-1   COPY
ISBN 10
4907078501   COPY
出版者記号
907078   COPY
Cコード
C0092  
0:一般 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年3月31日
発売予定日
登録日
2025年3月3日
最終更新日
2025年3月4日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

*第1句集『俳・俳』(2000年)、第2句集『俳だらけ』(2002年)、第3句集『俳彩(はいいろ)』(2005年)に次ぐ第4句集。

*平成17年~令和6年に詠んだ全句より410句を自選。

*現代かなづかい新漢字の表記で読みやすい。

*俳句結社「毬」主宰・元俳句総合雑誌「俳句界」編集長の河内静魚氏による序文を掲載。

*「星野哲郎先生のこと」など、芸能活動にまつわるエッセイ4編を収録。

目次

誠の俳人   河内静魚
 
Ⅰ 平成十七年~二十年――――――

星野哲郎先生のこと 

Ⅱ 平成二十一年~二十三年――――

追悼の句

Ⅲ 平成二十四年~二十六年――――

優しさの手紙

Ⅳ 平成二十七年~令和元年――――

神の鈴

Ⅴ 令和二年~六年―――――――

あとがき
   
    

前書きなど

19年ぶりの句集を編むにあたり、読み返せば駄句ばかりです。
思い出や愛着や、捨てがたい句もあり、河内静魚師に削るべき句をお願いすると、
「本にしたとき沢山あった方がいいでしょう」という優しい師のお言葉に甘え、
結果410句と相成った次第。

癌という病を得て、数ヶ所あった教室を閉じ、俳句結社「あおがえるの会」を作ったのは生き急いだからで、美しい日本語を残したい、伝えたいという思いから多くの句友に助けられて今日に至っています。

告げられた余命を過ぎても癌は現在の医学で消滅しました。
これを機会に、生まれ変った気分で芸名を俳号の小倉蒼蛙にしました。
再発防止のための抗癌剤治療は今も続いていますが、もし俳句がなかったら私は途方に暮れていたでしょう。
私にはいつも俳句が傍らにあった。幸せといっていい。
これからも駄句を量産していくことと思います。(小倉蒼蛙/あとがき)

版元から一言

ステージ4のがんの告知から余命宣告を経験した俳優で俳人の小倉蒼蛙さん(小倉一郎改め)。
体の異変、告知、家族への想い、治療のことなども、本書収録の一句一句が象徴的に伝えます。
多忙な仕事と治療の両立。同時に俳句結社を新たに立ち上げての俳誌「あおがえる」発行。現在、主宰業もこなす俳優が、19年ぶりに世に問う句集です。

著者プロフィール

小倉蒼蛙  (オグラ ソウア)  (

本名、小倉一郎。
1951年10月29日 東京生まれ。
身長168cm 体重52kg 俳優

幼年期は鹿児島県薩摩郡下甑島(しもこしきじま)で育つ。
1958年 小学校1年生の夏に上京。
1960年 エキストラとして東映大泉撮影所に通う。
1963年 東映児童演劇研修所(現・東映アカデミー)入所。
1964年 日活、石原裕次郎主演の「敗れざるもの」(監督/松尾昭典)で本格的に映画デビュー。
2023年 結社「あおがえるの会」創刊主宰

主な映画・ドラマ出演作品
「股旅」「それぞれの秋」「俺たちの朝」「花へんろ」「仁義なき戦い 頂上作戦」ほか。

受賞歴
2004年度 Vシネマ「銭道」での演技で優秀助演男優賞。
2006年  句集『俳彩(はいいろ)』で第2回文學の森準大賞。

趣味
エレキギター、作詞作曲(ペンネーム/秋山啓之介)、篆刻、墨絵、書など。

上記内容は本書刊行時のものです。