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韓国映画100選
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年12月25日
- 書店発売日
- 2019年12月15日
- 登録日
- 2019年11月22日
- 最終更新日
- 2019年12月12日
紹介
100年間の名画に映し出される日本統治時代、民主化、南北分断、フェミニズム。
現存する最古の作品から『パラサイト 半地下の家族』まで、
韓国映画の歴史を辿る決定書!
韓国映画の代表作を取り上げた本書は、韓国随一の映画専門家67名による評論集であり、
自国を見つめる視点から切り込んだ深い洞察が記されています。
原書に掲載された101作品に加えて、日本語版では原書刊行後に製作された5作品(ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』ほか)を新たに加えました。
映画はフィクションであると同時に、時代の記録でもあります。
例えば、『誤発弾』や『非武装地帯』『キルソドム』などに描かれる朝鮮戦争が庶民の生活に落とした影。ノンポリの大学生の恋愛を入口にした『馬鹿たちの行進』の背景に隠された軍事政権による検閲とのせめぎ合い。また、1970年代の『冬の女』、1980年代の『シバジ』、そして1990年代の『結婚物語』などには、女性の解放の歴史が映し出されています。そう、歴史を彩る映画の数々は、日韓関係や南北問題、民主化、フェミニズムなど、現代の韓国を紐解き、未来を考えてるための貴重な資料でもあるのです。
その時代に作られた映画は、時を経てもなおリアルな迫力と驚きを秘めています。「韓国
映画100選」をガイドブックとして、古の韓国にタイムスリップするのはいかがでしょう
か。
<本誌で紹介されている作品の一部>
・『青春の十字路』(1934年製作/現存する最古の韓国映画)
・『下女』(1960年)
・『馬鹿たちの行進』(1975年)
・『風吹く良き日』(1980年)
・『ペパーミント・キャンディー』(1999年)
・『JSA』(2000年)
・『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)
・『タクシー運転手~約束は海を越えて~』(2017年)
・『パラサイト 半地下の家族』(2019年/カンヌ国際映画祭パルムドール受賞)
目次
まえがき
韓国映画100選はいかに選定されたのか
選定作品に見る韓国映画の歴史
日帝強占期
解放以降~1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代以降
上記内容は本書刊行時のものです。