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出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト 書店
地方小|八木|子どもの文化
直接取引:
あり
完全版 土地
巻次:15
四六判
縦194mm
横132mm
厚さ29mm
528ページ
上製
価格
2,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年12月31日
- 書店発売日
- 2021年12月27日
- 登録日
- 2021年12月5日
- 最終更新日
- 2022年12月20日
紹介
韓国における女性作家の草分け 朴景利による大河小説『土地』第四部完結!
全五部・20巻のうち第四部の完結編にあたる15巻では、満州事変、上海事変、盧溝橋事件そして日中戦争へと争いが拡大していく時期(1931年~1938年)の中国、韓国、日本を舞台に物語が進みます。
15巻 あらすじ
独立運動の資金を得るために寛洙が中心となって計画した晋州での強盗事件には、吉祥も陰で協力していた。平沙里の村人の間では、社会の変容から世代間に齟齬が生じ、家族が揺らいでいる。学校を追われて家出した寛洙の長男・栄光は、東京で進む道を模索していた。日本の傀儡政権・満州国が建国され、間島の独立運動に対する圧力も強まり、活動家たちは活路を探っている。
そんな中、一時は東京に滞在していた仁実がハルビンに姿を現した。彼女を捜し続けていた緒方次郎も、新京で職を得ていた。新京で自動車修理工場を経営する弘の元には、異父姉の任や密偵だった金頭洙が訪ねてきて、不気味な影のようにつきまとう。
目次
第四部 第四篇 仁実の居場所
三章 強盗事件
四章 葬式の日の夜
五章 東京の仁実
六章 栄光の負傷
七章 永鎬の母の頼み
八章 牛耳里で
九章 満州事変
十章 趙容夏の自殺
十一章 養子の話
十二章 姉と弟の再会
十三章 良絃と李府使家
第四部 第五篇 悪霊
一章 自動車修理工場
二章 東盛飯店で
三章 仁実の変身
四章 老婆になった任
五章 南京虐殺
六章 日本人の時局観
七章 旅立つ馬車
訳注
訳者解説
上記内容は本書刊行時のものです。