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完全版 土地 朴景利(著) - クオン
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完全版 土地 (カンゼンバン トチ) 巻次:07

文芸
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発行:クオン
四六判
縦194mm 横132mm 厚さ26mm
464ページ
上製
価格 2,800円+税
ISBN
978-4-904855-47-8   COPY
ISBN 13
9784904855478   COPY
ISBN 10h
4-904855-47-7   COPY
ISBN 10
4904855477   COPY
出版者記号
904855   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年11月30日
書店発売日
登録日
2018年11月18日
最終更新日
2022年12月20日
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紹介

<7巻あらすじ>
周囲の冷たい視線を退けて吉祥を夫にした西姫は、故郷に帰るためなら親日派と見られても平気だ。
しかし、独立運動に憧れる吉祥の気持ちが離れていくことに苦しむ。
朝鮮では九泉も関わって、東学の残党を糾合した独立運動が画策されるが、先行きは見えない。
恵観和尚は、技生・紀花となった鳳順を伴い、独立運動の現状を確かめるために間島にやってきた。懐かしい人々と再会した鳳順は、流れた歳月を思い心乱れる。
一方、吉祥は金頭洙と名乗る密偵が巨福であると確信し、ついに直接対面する。
ソウルでは趙俊九の財産を巻き上げる策略に、西姫の意を受けた龍井の孔老人も加わっていた。

目次

第二部 第三篇 夜に働く人々
 十章 男たち
 十一章 元の住みか 
 十二章 白丁の家族 
 十三章 常奴に生まれて 
 十四章 同行

第二部 第四篇 龍井とソウル
 一章 妙香山の北辺の墓 
 二章 夫婦
 三章 襟巻きの女 
 四章 彼らの再会
 五章 日は暮れて
 六章 執念は西姫の孤独 
 七章 会いたかった人たち
 八章 うろたえた周甲
 九章 発病 
 十章 父と子
 十一章 廃屋のごとく
 十二章 夜道で 
 十三章 情 
 十四章 通り雨の恋
 十五章 対面

訳注 
第一部のあらすじ・主な登場人物 
平沙里周辺の地図 
訳者解説 

前書きなど

崔参判家を取り戻す主人公、西姫の執念は彼女を孤独にする。
新たに絡み合う平沙里の人々の運命。

著者プロフィール

朴景利  (パクキョンニ)  (

1926年、慶尚南道統営市生まれ。
晋州高等女学校、ソウル家庭保育師範学校(世宗大学の前身)卒。
1955年に短編小説「計算」でデビュー、1957年に短編「不信時代」で 『現代文学』新人賞受賞。以後、次々と長編作品を発表し、各種文学賞を受 賞して実力派の作家としての地位を確かなものにすると同時に、韓国の女性作家の草分け的存在となった。
1969年から25年間にわたって書き継がれた大河小説『土地』は代表作であり、韓国現代文学における最も優れた作品の一つと評される。また「国民文学」として韓国で愛されてきたベストセラー小説でもある。
1994年に『土地』が完結した後も小説、詩、エッセイを書き続けた。晩年には環境問題に関心を深め、江原道原州の自宅菜園で有機栽培などしながら、意欲的に執筆を続けた。2008年没。享年81歳。

金 正出  (キム ジョンチュル)  (監修

1946年青森県生まれ。1970年北海道大学医学部卒業。
現在、美野里病院(茨城県小美玉市)院長。医療法人社団「正信会」理事長、社会福祉法人「青丘」理事長、青丘学院つくば中学校・高等学校理事長も務める。
訳書に『夢と挑戦』(彩流社)などがある。

吉川凪  (ヨシカワ ナギ)  (

仁荷大学に留学、博士課程修了。文学博士。
著書『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶』、『京城のダダ、東京のダダ』、
訳書『申庚林詩選集 ラクダに乗って』、『都市は何によってできているのか』、『酔うために飲むのではないからマッコリはゆっくり味わう』、『アンダー、サンダー、テンダー』など。
キム・ヨンハ著『殺人者の記憶法』で第四回日本翻訳大賞受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。