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田中の田中による田中のための本 日本を動かした田中一族①
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2023年11月30日
- 登録日
- 2023年10月20日
- 最終更新日
- 2023年11月30日
紹介
全国の田中さん必読の書!
平凡な名字の代名詞ともいわれてきた「田中」姓。
しかし、その由来は古代日本の豪族にまでさかのぼり、
田中氏は時代を超えて活躍してきた一族であった。
日本を動かした田中一族の歴史と活躍を
マンガと解説で紐解く、前代未聞の田中専門書。
目次
プロローグ
発刊によせて
歴史とともにあった田中氏
【天下人に仕え、「土木の神様」と称えられた戦国大名】田中吉政
【天下人を支えた近江の豪商】田中清六正長
【わび茶を大成させ、天下人の茶頭を務めた茶聖】田中与四郎(千利休)
【雄藩・会津の基礎をつくった天下の名家老】田中正玄
【会津藩の危機を救った名家老】田中玄宰
田中家のルーツとは
前書きなど
『古事記』第8代孝元天皇の段にこのような記述がある。
「蘇賀石河宿禰は蘇我、川辺、田中、高向、小治田、桜井、岸田ら諸氏族の祖とする」
天武13(684)年の八色の姓の制定に際して、
朝臣姓を賜った田中氏の祖先は蘇賀石河宿禰であるという記述だ。
このように古代より日本の中枢で活躍してきた田中氏は、
富の象徴である「田」の中心にあって時の権力者を支え、国の発展に貢献し続けてきた。
なかでも出色なのは、天下人を支え筑後で水華の国を築いた田中吉政。
激動の戦国時代を表と裏で支えた侍商人 田中清六正長。
茶の湯で歴史を変えた茶聖 千利休こと田中与四郎。
近世で会津発展を支えた名家老 田中正玄・玄宰。
日本の近代化を大きく推進させた東芝の創始者 田中久重(からくり儀右衛門)。
日本初の民間製鉄所を築き工業立国としての地位を築いた田中長兵衛。
時に権力と戦い公害から民を救い公害問題を世に知らしめた田中正造。
昭和のフィクサーとして激動の近代化において国益を守り抜いた田中清玄。
国の発展のそばには常に田中がいた。
さらに近現代においても大宰府の「曲水の宴」
櫛田神社のおたふく面や新天町など数々の経済・文化遺産を残した
伝説のプランナー 田中諭吉。
日本橋梁・構造界の育ての親 田中豊。
日本の博物館の父 田中芳男。
第26代内閣総理大臣 田中義一。
第64・65代内閣総理大臣 田中角栄。
日本の危機を救った2人の総理大臣など、
田中はいたるところで時に影となり社会に貢献してきた。
田中は決して平凡な名字ではない。
古代より続く名門田中氏の血を継ぐ、
全国130万人余の精鋭たちが、今日も世のため人のため力を尽くしている。
田中は世界を動かす力を持っているのだ。
上記内容は本書刊行時のものです。