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聖杯の探求
キリストと神霊世界
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2006年7月
- 書店発売日
- 2006年7月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2023年10月4日
紹介
本書はアントロポゾフィーが超感覚的世界の認識だけではなく聖杯探求の道であることを示しています。ゴルゴダの秘儀以降独特な現れ方(消え方)をする「聖杯」の不思議を、さまざまな角度から考察し各章が読む者の深い観想のテーマとなる一方、聖杯への結論を理知的物理的に掴もうとしても困難が予想されます。「聖杯学」それは魂の浄化と優しさを必要とする人智学(=アントロポゾフィー)の次のステップです。
目次
人智学によるキリスト認識
キリスト精神は宗教を超える
聖杯の探求◎キリストと神霊世界
1 グノーシス
2 女予言者たち
3 ナタン系イエス
4 ユダヤ民族
5 聖杯の騎士パルツィヴァル
6 天空の聖杯
解説・あとがき
聖杯伝説
シュタイナー人智学における聖杯
シュタイナーのキリスト観
人類史
神霊世界
「聖杯の探求~キリストと神霊世界」について
版元から一言
アーサー王の騎士団に憧れる辺境のナイーブな若者から、他者の痛みを知る慈悲の聖杯王となったパルツィヴァルの歩みは、試行錯誤の連続の中、地球の最も貴重なものを謙虚に探求し続けるアントロポゾフィーの道と重なります。 聖杯とは、キリスト・イエスの血と水を受け、最後の晩餐で使われたという聖餐の起源となる器。あるいは植物の萼、天空に輝く三日月、プレグナントな将来の咽喉部分とシュタイナーは本書で言っています。 聖杯は伝説の次元で出現し、また何処かへ消えていくもの。シュタイナーの最重要著書の一つである『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか』で述べられている八正道の実践や、心臓のチャクラに関わる6つの行を日々淡々と行う事によって、人のアストラル体にはコズミックな変化が生じ、知覚は拡大されてゆくはずです。その拡大された知覚とコンパッション、慈しみと朗らかな純情は、聖杯が現存する次元にきっと私たちを導いてゆくことでしょう。
上記内容は本書刊行時のものです。