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在庫僅少
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取引取次:
楽天 書店
地方小
直接取引:
あり
無量
句集
4-6
縦188mm
横128mm
厚さ17mm
200ページ
並製
価格
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫僅少
- 初版年月日
- 2013年8月1日
- 書店発売日
- 2013年7月22日
- 登録日
- 2016年10月18日
- 最終更新日
- 2022年12月30日
紹介
序文 黒田杏子「藍生」主宰
跋文 深谷雄大「雪華」主宰
装幀 間村俊一/装画 田島ハル
1997年から2012年まで、15年間の300句を収録。
目次
五十嵐秀彦第一句集『無量』に寄せて 黒田杏子
銀 河(51句)
一代の咎(46句)
鰐を飼ふ(42句)
無神論(50句)
千 年(54句)
月光譚(57句)
刻降り積もる 深谷雄大
あとがき
前書きなど
「おお、しばれるわ」と、五十嵐さんは襟をたてながら小樽の街角へ紛れた。天には無言の銀河が冴えわたるばかり。「毛虫焼く記憶の器官ちりちりと」(銀河)繊細な少年時代の記憶に相違ない。今は、「一代の咎あれば言え沙羅の花」(一代の咎)と禅問答のような境地に至るも、「魂ひとつ青野に還す血曼荼羅」(無神論)凍土の闇をのぞかせる。毛細血管に包まれたような五十嵐秀彦の宇宙、さ迷ってもいいだろう。そう、「うららかに行方知れずとなりにけり」(鰐を飼ふ)だからだ。――吉田 類
版元から一言
永遠なる未完成狂詩曲の妙 by 吉田 類(酒場詩人)
上記内容は本書刊行時のものです。