版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
天国さよなら 藤宮若菜(著/文) - 書肆侃侃房
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文FAX番号:
注文サイト:

在庫ステータス

不明

取引情報

取引取次:
地方小     ト・日・他     書店
子どもの文化     書店(直)
直接取引:あり(自社)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

天国さよなら (テンゴクサヨナラ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:書肆侃侃房
四六判
144ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-86385-657-8   COPY
ISBN 13
9784863856578   COPY
ISBN 10h
4-86385-657-1   COPY
ISBN 10
4863856571   COPY
出版者記号
86385   COPY
Cコード
C0092  
0:一般 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年1月29日
発売予定日
登録日
2024年12月13日
最終更新日
2024年12月18日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

わたしが死ねばわたしはうまくいくだろう自販機煌々ひかる夜道に


*****
この世もあの世も同じ朝焼け
ひとりなのにあたたかいのは、わたしたちが「誰かの不在」でできているから。
――雲居ハルカ(ハルカトミユキ)
*****


東直子さんが「命の際の歌が胸を突く」と評した
『まばたきで消えていく』の藤宮若菜
生と死、そしてその間にあるすべてのものへ
さみしさの先で光り輝く第二歌集


春はもう来ないとしても生きていてあなたは苺を洗ってくれた
最低な夜に回収されてゆく廃品みんなしあわせになれ
忘れ物みたいなからだ引きずって環七 みんな 生きているかな
きみといた日々のすべてが比喩になりときどき月あかりで目をさます
暮れていく季節に置いていかれてもうつくしい誤字のように生きるよ


夢から目覚め、静けさにまどろみながらもう一度毛布をかぶるとき、傍にこの歌集があったら、「この世の天国も悪くない」そんな風に思える気がするのだ。
――雲居ハルカ・解説より

著者プロフィール

藤宮若菜  (フジミヤ ワカナ)  (著/文

1995 年生まれ。2012年、福島遥(雲居ハルカ)の短歌に出会い本格的に作歌を始める。日本大学藝術学部卒業。2021年、『まばたきで消えていく』(書肆侃侃房)を刊行。

上記内容は本書刊行時のものです。