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在庫あり
取引情報
取引取次:
地方小 ト・日・他 書店
子どもの文化 書店(直)
直接取引:あり(自社)
精神の生活
発行:書肆侃侃房
四六判
価格
2,100 円+税
2,310 円(税込)
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2023年8月4日
- 登録日
- 2023年7月5日
- 最終更新日
- 2023年7月31日
紹介
この痛みを何と呼んだらいいのか?
「流産」というテーマを克明かつ赤裸々に描いた傑作小説。
不安定な地位にある大学非常勤講師のドロシーは、図書館のトイレで予期せぬ出血を経験する。流産したことを親友にも母親にも打ち明けることはできない。大学で講義し、セラピーに通い、産婦人科を訪れるが、どこにいても何をしていても世界から認めてもらえない気がしてしまう。3月の終わりからの1ヶ月半、予測不能なキャリアのなかで、自分の身体に起きた「流産」という不可解な出来事と知性によってなんとか折り合いをつけていく。
「Time」年間トップテン・フィクション(2021年)選出!
目次
三月の終わり
その翌日
五日後
数週間後
翌週の土曜の夜
十日後
*
日本の読者への手紙
訳者解説
上記内容は本書刊行時のものです。